商学部4年 Iさん
なぜ公認会計士を目指したのか
私が公認会計士を目指した理由は、大学時代に何か一つ成し遂げたいと思ったことがきっかけでした。四年間まとまった時間を自由に使えるのは大学生にしかできないことなので、その強みを活かし、何か将来に役立つ資格に挑戦したいと考え、公認会計士を目指すことにしました。数ある資格の中でなぜ公認会計士を選んだのかというと、祖父が税理士で、会計に関する職業に興味があったこと、予備校の説明会で、公認会計士試験は学生合格率が高く、在学中に合格することが十分可能であることを聞いたことがきっかけです。
大学と公認会計士試験の両立
大学入学当初は、サークルの新歓などに参加していましたが、試験勉強に専念したいと考え、サークルには入りませんでした。そのため、大学と公認会計士試験の両立で苦労したことは特にありません。また、商学部に所属していたため、資格試験で勉強したことが大学の授業で活かすことができたため、大学の授業の単位は取りやすかったです。周りの公認会計士を目指してる友達は、1年生のうちはサークルに所属し、2年生になってからはサークルの頻度を落として(or辞めて)段々と勉強に専念していく人が多かった印象があります。
今後公認会計士試験の学習を検討している人へのアドバイス
私は、公認会計士の資格は将来の選択肢を広げることができる、将来にわたって役に立つ資格であると考え、公認会計士を目指しました。時間を自由に使える大学時代に遊んで過ごすという選択肢もある中、試験勉強をするというのは、勇気がいることで精神的にも辛いことがあると思います。しかし公認会計士試験の勉強は、辛い分合格した時に得られるものは大きく、目指す価値があると思います。また、試行錯誤しながら勉強をする過程で、考える力や勉強の方法などが身に付き、成長することができるため、合格して得られるものも大きいですが、その過程で得られるものも多くあると思います。
公認会計士試験は簡単ではないですが、一部の天才しか受からない試験ではないと思います。試験勉強の期間が長いため、小さな努力をコツコツ継続的に行うことができる人が受かる試験だと思います。その点、切磋琢磨できる受験仲間がいれば、モチベーションの維持や辛いことなど共感することもできますので、各予備校やSNSを利用することをお勧めします。
また、我流で勉強をするのはあまりお勧めしません。私は勉強を始めた当初、質問や学習相談をあまりせずに我流で勉強をしていました。その結果、成績は伸び悩み短答式試験にも落ちてしまいました。その後学習相談を頻繁に行い、勉強方法も改めた結果成績も良くなり合格することができました。学習を開始した際には、学習相談や質問を積極的に行うなど予備校をうまく利用すると良いと思います。